はじめに
ずっと雨予報が続いて、でも降ったりやんだり。ときには降らなかったり、急に土砂降りになったり。
スイム、バイク、ラン。どの練習が最適かと、体を壊さないかを悩みながら過ごしてました。
でも、天気ばかり気にして何もしないことが一番のストレスだったりします。
自転車を乗るのはモリコロパークのサイクリングコースが一番良いのだけれど、路面が荒れると閉鎖になるのと、行くまでの河川敷が水たまりだらけで、雨上がりは走りづらい。
ランは濡れて走るのが苦手なのと体を冷やしたくない。
そんなときに、子どもに山に行きたいって言われて、どこか大きめの山に行けないか?って探しました。御岳山?富士山?でも、移動時間や宿泊先などうまく見つけられない。
このまま何もできないのかなぁって思っていたら、よく行く御在所の麓に安い宿がある。あれ?うまくいけば2日で2山行けるのでは?と思い急遽決行しました。
程よい練習になれば良いなって出発です。
2日で2山
初日 伊吹山
朝4時半に起き、天気の確認。行く途中は降るかもしれないけれど、、着いたら雨やむかも。
いろいろ準備をして5時に出発。予想通り、行く途中は急激な雨が。一宮SAに寄ったときは雨が酷かった。
着いたら雨が止むまで待機かもと思いつつ、7時に登山口に到着。雨も止んでばっちり。
車から降りるときになんと足が攣った。付け根の部分が痛むほど攣った。登りもせずに、車を運転してきただけで攣るとは私の体ももうおしまいか?
ちょっと足を引きづりつつ、まずは三之宮神社で参拝。このときのお願い事に自分で驚いた。なんか無心でいるときに急に出てきた願いが自分の本心なんだろうなって思った。叶うかどうかが分からないけれど、自分の気持ちは大事だね。
さて、登山協力金を払って早速出発。登り慣れた道なので、大変さも分かっています。同時にスタートした親子が私より登るの速くてびっくりしました。1合目で追いついて、抜かれてないからホッとしたけど。
トレイルランニングの人にはかなわないけど、それなりに頑張って登ります。休憩なしで山頂まで。途中で心拍数が上がりすぎるとペースが落ちたり、ちょっと落ち着くまでまたりしますが、基本は登り続ける。水分補給も立ったまま。
1合目までで汗びっしょり。こんなに汗かくほど歩くのって久しぶりかも。トレーニングってこういうものだよねって再確認させられた。しかも、心臓がきつい。
2合目はベンチが新設されていました。壊れたベンチはそのままです。
今回は雨上がりの登山なので、ぬかるみが酷い。特に1合目までと2合目まで。1合目までは日が当たらないので、水分をたっぷり含んだまま。2合目までは山肌の土が水を吸いやすいのでぬめる。
3合目を超えると一気に歩きやすくなる。伊吹山は表示がはっきりしているので、現在地が分かって登りやすい。
抜けていた7合目の表示も直されていたし、道が崩れていたところも補強してあってしっかり整備されてるなぁって感じです。
そんなわけで、休むことなく登り続けて2時間で登頂です。
山頂では3回ほど参拝。神社と神社横のイノシシと山頂の日本武尊です。想いよ届け。
山頂でも休むことなく下ります。そういえば朝から何も食べていない。なんかね、途中でトイレに行きたくなるのが怖くて食べられないんだよねぇ。で、アミノバイタルのジェルを一袋いただき下ります。
この時点で9時だったので、もしかして下りのペース次第では1日で伊吹山&御在所いけるかもしれない。
で、一気に下ります。と言いたいところですが、下りは苦手なので転ばないように落ち着いて降ります。
この日の水分補給はペットボトル3本。まぁ妥当なところです。登りで1本半。山頂で飲み切り、残り1本で降ります。
下りも休むことなく降り続け、5合目の自販機で飲み物を買うか迷います。値段240円。おいおい、高い。でもなぁ、ちょっと心もとない。自販機横の売店をのぞくと1本200円。売店の方が安いじゃないか。ってことで1本追加して安心して降ります。
途中ペースも落ちなかったので、かなりのタイムを期待しましたがなんと、下り2時間10分。
???
なんで?登りより下りの方が遅いの?意味わからない。
これで気持ちをそがれました。時間が30分早ければ、この日に御在所も登ってしまおうと思っていたのに。
ちょっとばかし疲れたし、気持ちも切れてしまった。
移動から宿泊
御在所までの道は下道です。高速を使うとお金がかかる上に所要時間が同じです。じゃあ下道です。
途中で何か食べたかったし、できればお店に入りたかったけど、菰野町や四日市市の市街区域まで何もありません。コンビニに寄った方が良かったかもしれません。
市街地から少しだけ逸れた山添だったので、いい感じのお店がなかった。特にチェーン店がないので、ちょっと入り辛い。
カフェとか看板があるけど見つけられないか開いてない。結局スーパーの横にあるマックになってしまった。食事に関してはもっと調べておけば良かった。
とにかく中途半端な時間で宿に着くには早すぎるし、山に行くのはちょっと遅い。
そんなわけで、宿の近くのコンビニで時間を潰すことに。何が驚いたって、コンビニって必ずWiFiがあるわけではないのね。真剣に驚いたよ。私の地域だとファミマとローソンはWiFiがつながるからよく好んで使うけど、どこもWiFiが使えないじゃん。
はい。時間を潰して15時過ぎに宿に到着。
この宿素敵でした。安いし、山の麓だし、すごく不安でしたが、小ぎれい。
合宿に使えそう。トイレとお風呂は共用だけど、きれいだしそんな気になることはないし。山は近いし、道はアップダウンがあるから、バイクトレーニングとか、ラントレとか、気分転換に山登りとか楽しめる。近くに泳げる場所あれば完璧なのではないでしょうか。
ずっと暇するから勉強しようと問題集を持ってきてたけど、なんか疲れてダラダラしてできませんでした。自分が弱い。思ったより体が痛い。
ここのお宿はレストランカフェが併設されているので、そこで夕飯もいただきました。軽食って書いてあったけど、まずまずでしたよ。定食もありましたが、食べすぎ注意でやめておきました。
到着してすぐにお風呂にも入っていたのでさっぱりして良かったです。寝るのは早く20時前に寝ちゃいました。
2日目 御在所
朝は4時起床。少し水分補給して体が動くかチェック。5時に出発できるように準備万全でしたが、一歩宿を出たら雨が。部屋に戻って天気の確認。少し待機。
全身筋肉痛。足は特に張りまくってます。
雨が降っているけど行くかぁって、登山口まで移動したら雨が止んだ。
6時スタートで登り始めます。やっぱり1合目までは汗だく。これが必要なんだよね。頑張らなきゃ。息も心拍数も上がって辛い。でも、これが必要と言い聞かせます。
登りが好きなのか、苦しいけど登るのは楽しい。ガンガン登ります。4合目のおばれ岩や、落ちない岩を眺め、6合目のキレットも休みことなく通過。
途中から靄がすごくて、軽く小雨も木々が受け止めてくれて、8合目も通過で、山頂に近いところまできてとんでもないものに遭遇した。なんと、道端で用を足している。おいおい。細かくは書きません。書けません。うんとね、気持ちはわかるし山の中ではあると思う。でもね、もう少しで山頂(御在所は9合目位置に広場があってトイレあり)なんだから頑張ろう。そして、狭い登山道の端ではなくて、少しで良いから外れて隠れましょう。
見晴台で少し景色を眺めてすぐに山頂に向かいます。靄がすごくて真っ白。何も見えない。山頂までは上に向かえば良いから歩けるけど、下りってどうするの?って疑問に思いながら歩きます。これ見失ったら帰れないよ。
無事、山頂に到着。登り1時間30分。
良いペースです。山頂は御嶽大権現と長者池を見ました。20分ほどの散策です。
大権現で参拝。想いよ届け。
この日はペットボトル本で登ったので、山頂で飲み干して買いなおし。下ります。
前日の伊吹山のことがあるので、下りってそんなに遅いものかと不思議に思いながら下ります。ちょっとペースを意識して。この日の下りはちょくちょくすれ違う人が声かけてくれてなんか嬉しくなりました。
当然、休みことなく降り切って下り1時間25分。
???
なんで?登りと全然変わらないじゃん。なんで?
この日はここまで何も食べておらず、帰宅途中に背中でつぶれたおにぎりを2つ頬張りましたとさ。
今回分かったことは、、1日で伊吹山と御在所は登れる。もう少し体力付ければ行ける。ただし、足はパンパンだ。
1日2山とか、2日で2山って楽しそうって思った人は一緒に行きましょう。楽しいよ!
ついでに、登りと下りのタイムが変わらない原因がわかる人は教えてください!
山はコロナ以前の風景に
今回、山に行って良かったことは。誰もマスクをしていないことです。
春に行った時もかなり少なくなってきていたけど、、今回は誰もしていなかったですね。(もしかしたら一人くらいはいるかもしれませんが)
山登るのにマスクしていたら危険ですからね。そもそもコロナウィルスにマスクは何の効果もないのにね。
すれ違えば挨拶するし、会話もする。御在所の下りの時はけっこう話しかけられて楽しかったです。
自分から話しかけるタイプではないので、山での会話は楽しいですね。
山で普段の生活が戻った気がしたので、帰宅途中のSAでみんながマスクしているのをみて怖かったです。
もう一つ怖かったのはコロナワクチンを接種してしまった人のシェディングですね。山の中だから余計に感じたのかもしれませんが、体から薬品が混ざった匂いを放っている人がいました。街中でも稀に匂いを放っている人がいますが、かなり強烈ですよ。
この匂いって解毒中なんですかね。本人は感じないものなんですかね。あんなに全身から薬品を混ぜた匂いが出てくるってなんか怖い。
山に登る人はまともな人が多くて良かった。
コメント